リズムアンドブルース講座 |
JOY STICK ON WEB
2006.2.22 0:30
ジョイスティッカーの皆様、おばんでございます。サナダでございます。
いかがでしたか?先日の仲小路ナイツ“THE FANTASTICK JOYSTICK” at REDHOUSE
予想以上の盛り上がりにメンバー一同、心より感謝申し上げる次第でございまする。
さて本日は、今回新たにジョイスティッカーと化した方々のために、演奏曲目について解説させていただきましょう。
1.PETER GUNN
オープニングを飾るインスト。ルーズさと緊張感とが同居する不思議な曲。ブルースブラザーズのバージョンが一番メジャーかな?
2.GOT TO FIND A WAY
サザンソウルの雄オーティスクレイ、初期の名曲。かのHiレーベル入社以前、若きクレイの荒々しさを再現すべくキクチスティックがチョイス。
3.STAND THE BLUES
ジョイスティック唯一の正真正銘オリジナルナンバー。自然発生的に生まれたコード進行にサクラダスティックのちょっと情けない歌詞とメロが奇跡的に合体。でもどっかで聴いたこと有るような無いような…
4.SHAKE
オリジナルはソウルのパイオニア、サム・クックのジャンプナンバー。俺達のはオーティス・レディングとスモール・フェイセズのバージョンをミックスしてさらに激しくしたってとこかな?
5.YAKITY YAK
40年代から活躍するシカゴブルースマン、ロバート・ナイトホークのアップテンポのブルースナンバー。それにしてもナイトホークの声とスライドギターには色気を感じざるを得ない。
6.STAR OF LOVE
こちらもキクチチョイス。スタックスと並ぶサザンソウルを代表するレーベルHi。その初期を支えた看板シンガー、ドン・ブライアント渾身のソウルバラード。キクチのうねるベースに注目!
7.LIPSTICK TRACES
うってかわってこちらはニューオリンズから。ノベルティシンガー、ベニー・スペルマン62年のヒット曲。でも僕のギターの下地はアレックス・チルトンのカバーヴァージョン。トサ☆ドクロストンよありがとう。
8.MUSTANG SALLY
またもサザンソウルから。先日64歳の若さで惜しくも亡くなられたシャウター、ウィルソン・ピケット66年発表のミディアムナンバー。今回は高速ファンクで追悼させていただきました。合掌。
9.RED HOT
伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンのラグを大胆にバンドアレンジで。曲の途中に挿入したのカントリーっぽいヴァースはジョイスティックオリジナル。ご本人が聴いたらどう思うかな?キタジマスティック大活躍。ドラムソロ長すぎ!
10.I CAN’T BE SATISFIED
言わずと知れたシカゴブルースの大親分マディ・ウォーターズ。親分の軽快なスライドギターとキャッチーなメロが印象的な48年リリースのブルースナンバー。僕らはそんな曲を勝手なアレンジで爆発させてしまったのだ。だから別名「ごめんねマディ...」。
以上、サナダスティックのリズムアンドブルース講座でございました。
SPECIAL THANKS TO
DJ秋田スリム様、並びにヒロシ様。6時間にも及ぶ長丁場、ほんっとーにお疲れ様でした!
どのナンバーも実にGOOD SELECTでございました。
キンクス、スモールフェイセズ、ハウンドドッグテイラーなどなど。
特に俺的にはルースターズのサタデーナイト、ウィルソンピケットの634-5789、大満足。
あなた方のルーツミュージックをこよなく愛する気持ち、十分に伝わりましたよ。
次回も期待してます。
同級生オサム様。写真ありがと。ジョイステッカー、車に貼って宣伝よろしく。
net joy様&DAI様。嬉し恥ずかし。またのご来場をお待ちしております。
19年来のジョイスティッカー、ソウルシスター様とDJSムライ様。毎度ありがとうございます。
そして貴重な機会を与えてくださいましたREDHOUSE芳賀様。
これに懲りずにまたよろしくお願いします!(サナダ)