SWEET SOUL MUSIC |
SWEET SOUL MUSIC お前が頼りさ
一人ぼっちの夜に 心の支えさ
それが SWEET SOUL MUSIC
勇気をくれよ...
JOY STICK ON WEB
2008.2.15 0:00
ジョイスティッカーの皆様
おばんでございます。
サナダでございます。
昨夜、とある本を一冊読み終えた。
その名もスウィートソウルミュージック。
ピーターギュラルニックというアメリカ人が書いた本だ。
50年代末のソウルミュージック誕生に始まり
60年代メンフィスを中心に全盛を誇ったサザンソウル
そして70年代に入りそれらが急速に勢いを失うまで。
これらを裏付ける膨大な数のインタビューをもとに
年代を追ってまとめられたドキュメンタリーであり
一つの時代の物語でもある。
サムクック、レイチャールズ、ソロモンバーク、オーティスレディング、ジェイムズブラウン、アレサフランクリン、
アトランティック、スタックス、フェイム、ハイ、ゴールドワックス、
メンフィス、メイコン、マッスルショールズ...
これらの単語に何かしらの興味を覚えたアナタ。
買いである。
ただし一つだけ断っておくならば
これを読むには根気が要る。
これは一種の歴史書なのである。
全450ページにものぼる長編。
願わくば上巻、下巻という具合に分けてほしかった。
何せこれを読み終えるまでに半年、いや1年近くかかったのだから。
アメリカ本国におけるソウルミュージックの愛好者は
主に中高年層なのだそうだ。
彼らにとっては古き良き時代の想い出なのかもしれない。
しかし、自分にとってのソウルミュージックは
今も最も刺激的な最新の音楽なのである。
最後に本日のBGM。
BOOKER T & THE MG’s / GREEN ONION
この曲、このバンドがなければ
サザンソウルの歴史は大きく違っていただろう。
そしてこのギターがなければ
今の自分もなかったであろう。(サナダ)