スケートスティック♯2 |
2007.1.30 22:10
ジョイスティッカーの皆様
おばんでございます。
サナダでございます。
ウラモモがピリピリと痛むのでございます。
行って来ましたスケート場に。
初体験。
おお、これがスケート靴か。
まじまじと眺める。
しかしこれがいけなかった。
キタジマ君の話を思い出してしまう。
「スケート初心者の知人の話。
転んでついた手の上を他人が勢いよくシャーッ。
知人の指はスパーン。」
気分は少しだけブルーに。
気を取り直し長男と一緒に恐る恐るスケートリンクへ。
まずはゆっくり歩く練習から。
二人ともなかなか手摺りから離れられない。
周りを見る余裕などない。
何やら館内放送も聞こえるがよく聞き取れない。
と、そのときである。
あっという間に人がいなくなり
気が付けばリンクの中には僕と長男の二人だけ。
なっ、何事だ!?
遠くからゴーッと車が入ってくるのが見える。
「ほれっ、急げ!」
「ちょっと、押すなよ、おとうさん!」
係員に促されながらやっとの思いでリンクから出る。
さっきの車がさっそうとリンクをならし始めた。
「はぁはぁ、なんだよこれ、こんなの聞いてねえぞ。」
整備が終わり、子供たちが勢いよくリンクに飛び出していく。
僕らも再び恐る恐るリンクへ。
丁寧にならされた氷がやけに光っていて恐怖心が増す。
突然長男が「おとうさん、ぼく手を離すからつかまえててよ」
「ええっ!?」
ということは手摺りを離さねばならないということではないか!
長男に覆い被さるようにして一歩二歩。
終始このペースで何とかスタート地点に戻る。
その後は経験者の妻と交替し、リンクの外で次男坊の子守り。
しばらくしてリンクから「おとーさーん」
悪戦苦闘しながらもちょっと上達している長男の姿が。
先を越された...
またも気分は少しだけブルーに。
一方、初日からデビルスケーティングなどと言って
救護室のお世話になるようなサクラダ君の気持ちは
とてもじゃないが理解できん。(サナダ)